電車での移動中、気づけば首や肩がガチガチに固まっていた、という経験はありませんか。通勤や出張、実家への帰省など、長い時間座ったまま同じ姿勢を続けていると、肩をすくめたわけでも下を向いてスマホを見続けたわけでもないのに、なぜか首の後ろから肩にかけてじわじわと重だるさが溜まっていくことがあります。到着する頃には首を回すのも億劫になり、肩を叩きたくなるほど張っていることも少なくありません。実はこの首こり、座り方そのものに理由が隠れていることがあります。今回は、電車での座り姿勢の中でも見落とされがちな身体の使い方について、わかりやすくお伝えしていきます。

こんな場面、心当たりはありませんか

電車移動中に感じる首こりとその困りごと

  • check_box

    電車で座って長距離移動をしていると、目的地に着く頃には首の後ろがパンパンに張っている

  • check_box

    特にスマホを見続けたり下を向いたりしていないのに、気づいたら首や肩がこっている

  • check_box

    座席に深く座っているつもりでも、移動が終わる頃には背中が丸まり、首だけが前に出ているように感じる

さらに、移動時間が長くなるほど、電車を降りた後もすぐに首の重さが取れず、次の予定に向かう足取りまでどこか重く感じてしまう、という声もよく耳にします。仕事の前後の移動であれば、到着してからの動き出しにも影響してしまうことがあります。
こうした状態が続くと、首まわりの緊張が抜けにくくなるだけでなく、肩や背中、頭痛にまで負担が広がっていくことがあります。ただ、これは長時間座っていることや疲れだけが原因とは限りません。実は、座っているときの骨盤の位置が、首こりに関係していることも多いのです。

背景画像
症例紹介

骨盤の後傾と仙骨座りが首こりを招く理由

「首こりは肩がこっているだけ」「疲れが溜まっているだけ」と思われがちですが、実は座っているときの骨盤の傾きが大きく関係していることがあります。電車の座席に座ってしばらくすると、無意識にお尻を前にずらして、骨盤を後ろに倒すようにもたれかかっていませんか。これは仙骨座りと呼ばれる座り方で、長時間の移動では特に楽な姿勢に感じられやすいものです。
骨盤が後ろに倒れると、背骨は本来のS字カーブを保てなくなり、背中全体が丸まりやすくなります。すると頭は自然と前に出た位置でバランスを取ろうとするため、首や肩の後ろ側の筋肉が、常に頭の重さを支え続ける状態になってしまいます。この状態が長時間続くことで、首や肩まわりの筋肉が緊張したまま硬くなり、こりとして感じられるようになるのです。
さらに、骨盤の後傾は背骨や肩甲骨の位置だけでなく、呼吸の深さにも影響を与えることがあります。身体は骨盤・背骨・肩甲骨・首まで、全体がつながって支え合っているため、首だけを見るのではなく、座っているときの骨盤の位置や座り方といった身体全体の使い方を見直すことで、これまで気づかなかった首こりの理由が見えてくることがあります。
毎日のように電車を利用する方であれば、この負担が通勤や通学のたびに繰り返されることになり、休日にゆっくり身体を休めても首の重さがなかなか抜けきらないと感じることもあります。一度きりの負担ではなく、積み重なりとして捉えてみることも、首こりを理解するうえでのひとつの手がかりになります。

当院では座り方や骨盤の位置まで確認しています

当院では、首こりがあるからといって、首や肩だけを揉みほぐすという施術は行っておりません。まずは普段どのような姿勢で座っていることが多いか、電車や車内でどのように骨盤を傾けやすいかといった、座り方の癖を丁寧に確認させていただきます。
その上で、骨盤の傾きや背骨のカーブ、肩甲骨まわりの動きがしっかり働いているかどうかも合わせて評価していきます。首こりという結果だけでなく、「なぜそこに負担が集中してしまうのか」という背景まで、患者さんと一緒に確認していくことを大切にしています。
評価した内容は、できるだけわかりやすい言葉でお伝えし、手技によるケアだけでなく、座り方の意識やご自宅・移動中にできる簡単な工夫なども組み合わせながら、首に負担がかかりにくい身体づくりをサポートしています。
特に、電車や車内、デスクワーク中など、日常的に座る機会が多い場面でどのような姿勢になりやすいかを一緒に振り返りながら、無理なく続けられる座り方の工夫や、隙間時間にできるちょっとした身体の動かし方もお伝えしています。一人ひとり生活スタイルや身体の使い方は異なりますので、その方に合った視点で身体全体を見ていくことを心がけています。

首こりは座り方を見直すきっかけに

今回は、電車での長距離移動中に感じる首こりを取り上げながら、骨盤が後傾して仙骨座りになる癖が首こりにつながることがある、という視点でお伝えしてきました。
ただし、これは数ある要因のうちの一つに過ぎません。骨盤の状態や背骨の使い方、日々の生活習慣によって、身体のどこに負担がかかりやすいかは一人ひとり異なります。同じ「首こり」であっても、背景にある理由は人それぞれ違うことも少なくありません。
移動中は同じ姿勢が続きやすいからこそ、時々座り直したり、骨盤の傾きを意識してみたりするだけでも、身体の感じ方が変わってくることがあります。もし電車での移動中や座っているときに首こりを感じる状態が続いているようであれば、首や肩だけでなく、普段の座り方や骨盤の位置に目を向けてみると、これまで気づかなかった新しい発見があるかもしれません。日々の小さな座り方の癖を見直すことが、身体と長く付き合っていくための一歩になれば幸いです。
久留米市国分町のぬくもり整体院
営業時間
平日・土曜 9:00〜22:00
日曜・祝日 9:00〜20:00
ご予約・ご相談:【LINE推奨】24時間受付中です。いつでもメッセージをお送りください。
オンライン予約
公式LINE
電話番号:080-9105-2033(施術中はお電話に出られません。留守番電話にお名前とご用件をお願いいたします)

Contact お問い合わせ

FAQ

よくある質問

  • Q1. 首こりがあると頭痛も出やすくなりますか?

    首や肩の筋肉が緊張した状態が続くと、頭を支える筋肉にも負担がかかりやすくなり、頭痛として感じられることがあります。首こりが続くときは、肩だけでなく頭痛の有無も合わせて確認してみると良いかもしれません。

  • Q2. 電車移動以外でも仙骨座りになりやすい場面はありますか?

    デスクワーク中や車の運転中、ソファでくつろいでいるときなど、長時間座る場面では同じように骨盤が後ろに倒れやすくなります。座る時間が長い場面ほど、座り方を意識してみると変化を感じやすいことがあります。

  • Q3. 首こりはどのくらい続いたら相談した方がいいですか?

    数日で落ち着く軽いこりであれば経過を見ても良いことが多いですが、何週間も続いていたり、頭痛や腕のしびれなども伴う場合は、身体全体のバランスを一度確認してみると安心材料になることがあります。

Instagram

インスタグラム

    Related

    関連記事